#5 エンゲージメントスコアの測定って大事!!

2020年 2月 3日(月)

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今日から投稿にタイトルを付けてみる事にしました。何事も改善改善ですね!週2,3回投稿にしようと思いましたが、毎日投稿にしてしまおうと目論んでいます(“小さな習慣”という本オススメです!)。

実は、開業して3ヶ月目に、弊院のエンゲージメントスコアを計測しております。結果がこちらの資料となります。

『11段階評価で1番良い評価』でした。(めでたい

エンゲージメントスコアを計測している動物病院を知らないので、現時点で『日本一従業員エンゲージメントが高い動物病院』となりました。まだ、従業員3名なのですが、公表するとそこそこインパクトがあると思います。実際、今日獣医学生が見学に来てくれたのですが、この計測に心底興味をもってくれました(^^)

 

 『計測する動物病院が増えたら良いのに』と。

これが労働者サイドの心からの声ですよね。労働者に媚びる必要はなく、対等になるようなカードを渡してあげる必要があると思っています。今後は、そのような動物病院は人材不足と無縁になるのではないでしょうか。

 

今回、AAAという一番良い評価だったからって、何も収穫がないわけではないです。

この結果を組織コンサルの人と一緒に見て、フィードバック(ダメ出し)をもらいます。(良かったら見てみて下さい。)

   

       

例えば、今回で言うと写真の「18の項目」を見て下さい。

階層間の意思疎通が低いんですよね。これを放っておくと、のちのち不満が大きくなるので、早めに対処が必要となります。

 

ヒアリングをしてみると

うちは院長と代表皮膚科医の2名の獣医師が現場に入っているのですが
この2名で言っている事がちょいちょい違うという事が発覚しました。これを『ダブルスタンダード』というのですが、組織では結構アルアルですよね。 

これの影響を受けるのは勿論、従業員です。なので、これを改善するために、院長と代表皮膚科医が揃っているときのミーティング頻度を増やして、スタッフの前で決定事項を公表していくスタイルを導入してみました。

勿論この方法が最適か分からないので、3ヶ月ごとくらいにエンゲージメントスコアを確認して、効果判定を行います。大切なのは、『この会社は組織を良くしようとトライしている』と感じてもらう事だと思って地道に一歩一歩取り組んでいます。

 

ローマは一日にして成らず。チームも一日にして成らず。
だなーと感じます(^^)

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補足

当コラムは過去に限定コミュニティ『もしもMBAホルダーが動物病院を経営したら』内で配信していた記事のリバイバルです。

元臨床獣医師の豊田が、動物病院業界は『動物を笑顔にする人を笑顔にする人が足りない』という課題を持って起業、その後MBAホルダーとなり、満を辞して動物病院の経営を開始(2019年10月)しました。

このコラムでは、実際に動物病院を経営してみた気づきや取り組み、戦略戦術をノンフィクション経営物語として公開していきます。ビジネス的な考察や、他事業についても紹介していきます。

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