#21 コロナウイルスと予防シーズン

2020年 2月 25日（火）

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先週から情勢が変わり、獣医皮膚科学会が中止となり、いろはシリーズも中止となりましたね。
今日コロナウイルス騒動の余波で旅館が1軒倒産してしまったようです。
今後、飲食店はじめ倒産が増えていくと思います。

自粛しすぎるのも考えものですが、不景気に備えてキャッシュを減らさないのが良いと考えています。
一方、個人レベルでは、投資を始める良いタイミングなので、つみたてNISA始めるのアリだと思います。
（投資は自己責任ですが）

ここのところ予防シーズンに向けて、DMをどうしようかと悩んでおりました。
企業DMは製品に関する『予防』がメインで、飼い主さんが知りたい『予防』とは少しGAPがあると思ったからです。

多分、飼い主さんが知りたい予防は

Why

What

When

の3つで、これを網羅したDMが飼い主さんにとって良いDMなんだろうと思います。

それは分かっていても、いざ作るとなると、

健診パックも入れたいし…

混合ワクチンも紹介したいし…

金額も入れるか…?

とかであっという間に情報過多になってしまいました。

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ふと世間に目をやると
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一番世間を賑わしているのは、勿論コロナウイルスですよね。動物病院に訪問する方も、勿論気にすると思います。

「あれ、それをDMでPRするのアリじゃん！」

という事で、うちは予約（優先）制という事をもっとPRするべきだなという考えに行き着きました。

つまり、

健診パックで○○円引き

なんちゃらクーポン贈呈

でDMの面積を割くより

『新型コロナウイルスの感染心配ですね。弊院は予約制で混み合わないので、比較的安心していらして下さい。』

というメッセージに面積を取った方が、付加価値がつくのではないか、と考えました。

ついついお金とかオマケに目がいっちゃいますが、経営者は時代の流れも追うべきだなと感じた今日このごろです。
皆さんお忙しいと思うので、お体お心ご自愛下さい…!!

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補足

当コラムは過去に限定コミュニティ『もしもMBAホルダーが動物病院を経営したら』内で配信していた記事のリバイバルです。

元臨床獣医師の豊田が、動物病院業界は『動物を笑顔にする人を笑顔にする人が足りない』という課題を持って起業、その後MBAホルダーとなり、満を辞して動物病院の経営を開始（2019年10月）しました。

このコラムでは、実際に動物病院を経営してみた気づきや取り組み、戦略戦術をノンフィクション経営物語として公開していきます。ビジネス的な考察や、他事業についても紹介していきます。