#23 通勤費の考え方

2020年 2月 29日（土）

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オンラインサロン退会する方は今日退会するのがオススメです! (月末なので)
金額に見合わないと感じたら何も気にせず退会しちゃってくださいね！それがフェアな関係だと思うので(^^)

お金を払ってくださる方の為にも、学びもしくは興味を引き立てるような投稿をして参ります。
少しずつ習慣化されてきたので、このオンラインサロンメンバーを増やすためのマーケティングについても
ここで共有していきたいなと思っております。

 

さて、今日は現実的な話です。

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フェアな通勤費とは
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皆さんは、あるいは皆さんの会社のスタッフはどれぐらいの通勤費がかかっていますか？
通勤費の上限を決めている会社・動物病院さんもあるかと思います。

結論から言うと、『通勤費支給』と言うのはあまり良い考え方ではないと思っています。
日本の通勤費の文化は不平等であるという考え方も最近よく聞くようになりましたよね。

 

どういうことかと言うと

① 通勤費月30,000円の人

② 通勤費月0円の人

がいた場合、会社は①の人に多くのお金を使っていますよね。

 

これって、①の人を優遇していることになります。
しかし、通勤費が高いと言う事は、通勤時間が長く、その分ストレスがかかり
良いパフォーマンスを出せない可能性もあります。

さらに、今回のコロナウィルス騒動で分かったように、公共機関に長く乗る人の方が感染確率は高くなってしまいます。
それにもかかわらず、今の交通費の制度であると、①の人を優遇すると言う何とも不思議な状況に陥ってしまうわけです。

満員電車に乗るストレスは、戦争に行く兵士と同じ位ストレスがかかると言う研究もあるように、
かなりのストレスがかかると言われています。会社としてこれを後押しするのは得策では無いですよね。

 

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例えば
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これを解消するために、例えばZOZOTOWNの前澤元社長は、幕張手当として、
Zozo本社がある幕張周辺に住んだ社員さんに月50,000円プラスで給付しました。

これは社員さんの通勤時間も減り、これまで公共機関に支払っていたお金を、直接社員さんにお支払いできるようになるし、
パフォーマンスも上がりそうだし、ストレス減るし、割と皆ハッピーな制度ですよね。

うちの会社も交通費の上限をどれぐらいにするのが良いかは僕もまだ決めていません。

 

ただ、考え方としては、1人20,000円(例えば)の予算を見積もって、

❶交通費が10,000円の人には住宅費として10,000円

❷交通費0円の人は住居費として20,000円

❸交通費30,000円の人は交通費20,000円（自己負担10,000円）

とするのが公平なんだろうなぁと思います。

 

これであれば、近くに住むと月20,000円の給与アップと同じだけ報酬が増えることになるので、
僕がスタッフだったら嬉しいです。（一方的に、会社の近くに住めと言われたらイヤです）

うちは交通費についてまだ整備できていませんが、今後はこういう考え方をもとに、
制度導入していきたいなと思っております:-)

こういうのも経営の1つだなと感じたので紹介させていただきました。(MBAでは扱いませんが笑)

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補足

当コラムは過去に限定コミュニティ『もしもMBAホルダーが動物病院を経営したら』内で配信していた記事のリバイバルです。

元臨床獣医師の豊田が、動物病院業界は『動物を笑顔にする人を笑顔にする人が足りない』という課題を持って起業、その後MBAホルダーとなり、満を辞して動物病院の経営を開始（2019年10月）しました。

このコラムでは、実際に動物病院を経営してみた気づきや取り組み、戦略戦術をノンフィクション経営物語として公開していきます。ビジネス的な考察や、他事業についても紹介していきます。