#31 暗黙知の形式知化

2020年 3月 16日(月)

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ジムに行くわけにも行かないし、運動不足が続くので今日からチャリ通勤を始めました。

帰りの自転車で、AirPods PROを片耳にはめて、音声入力でこの文章を書いている自分に酔いしれていたのですが、
できた文章がはちゃめちゃすぎました。笑(音楽室の鍵付き地下サイズ、何だか面白そう)

 

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SECIモデル
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SECIモデルと言われる『暗黙知を形式知化』していくプロセスはとても大切です。
分野としては、オペレーションマネジメントと言われるところになります。

オペレーションマネジメントと言うと難しく聞こえるかもしれませんが、『業務の最適化』と目的としたもので、

「あの人がいないと分からない」

「新人には何となく覚えてもらう」

「誰がやるかでめちゃ差がある」

という状態を無くすための考え方です。

 

多店舗展開をする事のメリットの1つに、オペレーションマネジメントが挙げられます。

暗黙知を形式知化して、その最も効果的な施策(ベストプラクティス)を導き出し、
その方法を共有する(ナレッジシェア)ことで、生産性を高めるサイクルを回していくわけです。

これが出来てないと『店舗毎にやり方が違って逆に生産性低い!』という状態になってしまいます。

 

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サーカス動物病院では
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僕らのような小規模店舗ビジネスの場合、『暗黙知の形式知化』をやっておくのが良いかなと思います。

電話問い合わせが多くなってきたので、今日は電話対応のチャートを作ってもらいました。

これをすることによって、『現場にいない人も電話対応できるようになる』というのが一番の目的です。
(間接部門の人が電話対応するようにしたいんです)

 

現場のスタッフに、

『基本的には電話に出なくて良いよ』

と言ってあげることが目標です。

 

このようなチャートを作るときにオススメなのはマインドマップです。(僕はX mindを使ってます。無料でオススメ!)

くれぐれもExcelやWordで作っちゃダメだし、作らせちゃダメです。順番の並び替えに時間が割かれてしまったり、
アイデアの拡散が足りないまま、収束をしちゃったり、良いことないです。

参考になれば幸いです:-)

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補足

当コラムは過去に限定コミュニティ『もしもMBAホルダーが動物病院を経営したら』内で配信していた記事のリバイバルです。

元臨床獣医師の豊田が、動物病院業界は『動物を笑顔にする人を笑顔にする人が足りない』という課題を持って起業、その後MBAホルダーとなり、満を辞して動物病院の経営を開始(2019年10月)しました。

このコラムでは、実際に動物病院を経営してみた気づきや取り組み、戦略戦術をノンフィクション経営物語として公開していきます。ビジネス的な考察や、他事業についても紹介していきます。

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