#37 KPIをどこに設定するかが経営スキルの核心

2020年 3月 31日(火)

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こんにちは!題名長くなりましたが、今日は経営の話です。
と、その前に、今日は月末なので、オンラインサロン退会するにはもってこいのタイミングです。

「もう良いかな」という方はお気になさらずに、辞めちゃって下さいね。フェアにいきましょう(^^)

 

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KPIとは?
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KPIとは、Key Performance Indicatorの略で、日本語に訳すと「重要業績評価指標」という意味になります。
目標を達成する上で、その達成度合いを計測・監視するための定量的な指標のこと。

 

サイトで言ったら、PV数とかMAU(月間アクティブユーザー)とか。
お金で言ったら、売上ではなくて、利益をKPIにしましょうとかもありますよね。

 

動物病院で言ったら、KPIが売上だけだと足りないと思います。初診が減ってたら、数年後行き詰まると思うので。
人材不足のとこでは、離職率をKPIにしたりもあるかと思います。

 

このKPIをどこに設定しているか、つまりどの数値を追っているか

って、結構大切な経営スキルだと思っています。
MBAで習った訳ではないので、僕個人の意見ではあるのですが。

 

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昔と今とで動物病院のKPI変わってきてると思います
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というのが本題です。KPIが変わるというか、ビジネスモデルも変わってきてると思っています。
そんなこんな、僕が考えている戦略も大公開です。

 

2枚の写真を見てみて下さい。

 

1枚目は楽天のビジネスモデルの変化です。昔は、楽天市場で稼いでいたのですが、今は楽天市場では稼いでいないんですよね。

 

「今の楽天は金融会社だ」という方もいるのですが、証券会社・クレジットカード・銀行あたりが稼ぎ頭になっています。
金融ってお金がお金を生むので、資本主義でもっとも稼ぎやすいんですよね。


(r>gってやつです。詳しく知りたい方はコチラ読んでみて下さい
https://www.bank-daiwa.co.jp/column/articles/2018/2018_115.html

 

楽天市場でポイント付与率を高くして、楽天で金融口座開かせる作戦

です。
多くの人は、銀行口座にもキャッシュカードにもこだわりがないので、楽天に移すわけです。
なので、楽天は楽天市場で稼ぐ必要がないわけです。(それでも十分稼いでますが!)

 

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動物病院ってどうなんだっけ?
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というのが、2枚目の写真です。昔は、外科や予防で儲ける大きな丸が1つってイメージです。

左手の丸をフロントエンド、右手の丸をバックエンドと言ったりもします。(多分)

動物病院が少ない時代は問題なかったのですが、飽和し始めると、『どうやって選ばれるか』の考え方も変わってきます。

 

『真心と思いやり』

も1つですが、基本的に獣医さんって動物と飼い主さんに優しい方が多いと思っているのと、
過剰サービスでしょってくらい寄り添ってるところもあると思っているので、ここだけで差別化するのは難しいなと感じます。

 

『年中無休・夜間診療』

最近増えたのはココかなと思います。左側のフロントエンドとして機能している印象も受けますし、良いと思います。

 

 

ただ、

  • インフラ的な考え方なので都市部だとどうだろう(隣の病院もそれやってたら、業界として無駄が発生しているかもって考えるタイプです)

  • 辞め時が難しい

  • 長期間になると従業員が疲弊

というデメリットもあるよなあと思ったりします。

 

そんなこんな、僕は『皮膚科』がフロントエンドの1つになると思っています。
理由は改めて書きますが、一番分かりやすいのは『目に見えるから』ですね。

 

出張皮膚科を始めたときによく言われたのが『皮膚科って儲からないよね』です。
ここでピーンと来た方もいると思うのですが、『皮膚科のKPIを売上にしている』って今の時代に合ってるのかな、と思っています。(これが今日の結論です…遠かった…笑)

 

僕のビジネスモデルで言うと、

皮膚科は『信頼を稼ぐ科』だとしています。

なので、皮膚科のKPIを【皮膚科初診患者が、他の診察も受けたか】にしています。

 

フロントエンドからバックエンドへの流入率を皮膚科の業績にしている訳ですね。
多分、科によってKPIは違うのですが、皮膚科はここなんじゃないかと思っています。

 

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ちなみに…
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この図を作って紹介したのが、2018年1月の会社総会でした。開業が2019年10月だったので、
この仮説をもとに約1年半かけて準備しました。

準備したのは

  1. オウンドメディア(月間PV15,000)

  2. Instagram(10,000フォロワー)

  3. トリマー向けオンラインサロン(100名)

です。

 

約1年半、マネタイズも無しでやるのは大変ですが、仮説に自信があればあるほど、継続力につながるなと感じました。
勿論、約1年半の間は何の成果も出せないので、そうなると「社長も仕事してよ」となってしまうので、普段の仕事をしながらです。

 

今、まさにこの仮説の検証中なのでとても楽しみです。4/5/6月は、2年越しの答え合わせ!これだから経営は楽しいです(^^)

 

また共有しますね!

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補足

当コラムは過去に限定コミュニティ『もしもMBAホルダーが動物病院を経営したら』内で配信していた記事のリバイバルです。

元臨床獣医師の豊田が、動物病院業界は『動物を笑顔にする人を笑顔にする人が足りない』という課題を持って起業、その後MBAホルダーとなり、満を辞して動物病院の経営を開始(2019年10月)しました。

このコラムでは、実際に動物病院を経営してみた気づきや取り組み、戦略戦術をノンフィクション経営物語として公開していきます。ビジネス的な考察や、他事業についても紹介していきます。

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