#40 空・雨・傘で考えよう

2020年 4月 12日(日)

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見えない不安を感じたら、恐怖の連鎖に陥っていても仕方がないので、今日は『問題解決力』について紹介したいと思います。

有名なのが『空雨傘理論』で、コンサル会社がよく用いる代表的なフレームワークです。

 

空・雨・傘とは次のようなフレームを指します。

空―「空は曇っている」(事実認識)

雨―「ひと雨きそうだ」(解釈)

傘―「傘を持っていこう」(判断)

この3段階の思考パターンを定着させることが、問題を解決する力の強化につながるという事ですね。

 

「なんでそう思ったのか」

「そう思った結果何をすべきか」

まで、考えることが重要だと思います。

 

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百聞は一見にしかず
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こちらの写真をご覧ください。世界人口の国別の推移です。これを見た上で、課題設定&課題解決をしてみましょう!

 

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空(事実認識):

雨(解釈):

傘(判断):

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出来ましたか?

 

実際にうちのスタッフの回答例を紹介してみます。

空(事実認識):世界の人口は増え続けている

雨(解釈)  :食糧の問題が起こりそう

傘(判断)  :自給率を上げたほうが良さそう

です。実際、こんな感じの答えが一般的だし、答えられたら良い方なんじゃないかと思います。

 

間違ってはないと思うのですが、『問題解決力』をついていかない思考パターンだと感じます。

理由としては、『解像度が低く』『自分事じゃない』からです。
つまり「で、明日から結局何するの?」に答えられないって事ですね。

 

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良い問題解決力とは?
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例えばですが、こんな感じはいかがでしょうか?

空(事実認識):アフリカの人口が伸びてる

雨(解釈)  :アフリカは交通インフラが整っていない一方、規制が少ない

傘(判断)  :空の交通網が一気に整い、世界一生産性が高い地域になる

 

「で、明日から結局何するの?」と言われたら、

まずはドローン試してみる

アフリカの株式投資について学んでみる

という感じでしょうか。

 

『事実認識』は見た内容で分かりますが、『解釈』と『判断』で人と差がつきます。それは『インプットの量』で解釈と判断の解像度が変わってくるからです。

 

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つまり…?
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『問題解決力』はインプットとアウトプットを両方使うから、一朝一夕で身につかないよねという事ですね。笑

 

ただ、『事実認識』と『解釈』を飛ばして、『判断』してしまうのは矯正した方が良いと思います。(そして、そういう方はめちゃくちゃ多いです。)

 

判断が正しいかは誰も分からないので(答え合わせはまだ先)、事実認識→解釈→判断に一貫性があるかが重要だなと感じます。

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補足

当コラムは過去に限定コミュニティ『もしもMBAホルダーが動物病院を経営したら』内で配信していた記事のリバイバルです。

元臨床獣医師の豊田が、動物病院業界は『動物を笑顔にする人を笑顔にする人が足りない』という課題を持って起業、その後MBAホルダーとなり、満を辞して動物病院の経営を開始(2019年10月)しました。

このコラムでは、実際に動物病院を経営してみた気づきや取り組み、戦略戦術をノンフィクション経営物語として公開していきます。ビジネス的な考察や、他事業についても紹介していきます。

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